【tdr0411】女性ゲストをプリンセスにした男性キャストの素晴らしい行動
東京ディズニーランドのファンタジーランドにあるメリーゴーランド型アトラクション「キャッスルカルーセル」
シンデレラをモチーフにした外観は優美で、夜にライトアップされた姿は、まさにファンタジーを体現しているかのよう。
全90台もある木馬は全て「白馬仕様」で、どの木馬に乗っても誰もが「プリンス/プリンセス」気分になれます。
そんなアトラクションで、ある日、困っている女性ゲストがいました。
その女性ゲストはスーツにタイトスカートという、木馬に乗るには不向きな格好でした。当然、足を上げることはできませんし、足を上げずに上る方法もありません。
せめて踏み台があればよかったのでしょうが、そう都合よくあるものではないですから、女性ゲストは少し悩んだ挙句、木馬に乗るのを諦めようとしました。
そんな女性ゲストの姿を確認した男性キャスト。
すかさず、歩み寄ると事情を察し、女性ゲストの前で片膝をついて「ここに足をかけて、白馬にお乗りください」と立てた片膝を女性ゲストに差し出したのです。
この行動に女性ゲストは遠慮したものの、「汚れは洗えば落ちますから」という男性キャストの言葉に甘え、無事白馬に乗ることができました。
まるで「困ったお姫様をエスコートする王子様」のようなシチュエーションですよね。このことに感動した女性ゲストは、後日感謝の気持ちを込めた手紙を送りました。
女性ゲストに恥をかかせず、臨機応変な対応で満足させた男性キャスト。
マニュアルにないにも拘らず、そういった行動をすかさず取れるのは、日頃からゲストのことを考えて働いているからなのでしょうね。