【tdr0184】東京ディズニーリゾート「入場制限」の傾向と対策

東京ディズニーリゾートで行われるという噂の「入場制限」

経験のない方には、なんとも不安感漂う感じの言い回しですが、いろいろな対策がありますので、心配はありません。

Q.そもそも「入場制限」って、何のこと?

東京ディズニーランドと東京ディズニーシーでは、混雑状況によって、ゲストの入園をお断りする「入場制限」を行うことがあります。混雑状況を見て、「これ以上混雑すると、ゲスト一人ひとりに対して、充分に行き届いた接客ができないかもしれない」と判断したときに限って、行われるようです。

入場制限がかかってしまうと、当日券の販売はされません。

事前にチケットを購入せず、「当日チケットブースで当日券を購入する」という予定で来た人は、残念ながら当日券の購入ができません。したがって入場も出来ないことになります。

また、事前にチケットを購入しても、チケットの種類によっては、入場制限がかかったとき、入場できないものがあります。チケット購入時に、入場制限の対象となる種類かどうか、よく確認しておいてください。

それに、そういう日は「あえて入場制限をかけるほどの混雑ぶり」ですから、入場できたとしても、ものすごい混雑なのを覚悟してください。

Q.東京ディズニーランドと東京ディズニーシー、入場制限が行われるのは?

一定以上に混雑したと判断されたときは、両パークとも入場制限が行われます。

両パーク同時に入場制限がかけられるのか、片方だけなのかは、混雑状況によります。

ただ、たとえば東京ディズニーランドに入園するつもりで現地に行った人は、「東京ディズニーランドのみ入場制限がかかった」という場合、「行き先の予定を変更し、東京ディズニーシーに向かう」人が多いようです。

結果的に東京ディズニーシーも混雑してしまい、入場制限になる可能性があります。

この場合、入場制限をかけるタイミングが違いますから、時間差は生じると思われます。どちらか片方のパークに入場制限がかかったら、すぐにもう片方のパークに入園するという方法があります。

Q.入場制限がかかった日は、終日入園できないの?

入場制限は、かけた時点から閉園までを制限、というようなものではありません。「とくに混雑の激しい数時間に限定して」行われる制限です。

混雑が緩和されると、入場制限は解除され、当日券の発売が再開されます。

いつ、どんなタイミングで制限を解除するかは、状況によります。お昼過ぎの14時ごろや、夕方の17時ごろになることが多いようです。いつまでも混雑がなくならない日は18時ごろになることもあります。

当日券の発売再開が決まると、アナウンスや看板などで案内がされます。オフィシャルホームページにも表示が出ます。

Q もし「入場制限」になったら、いつ、どこでわかるの?

・東京ディズニーリゾート・オフィシャルホームページ

いつでも当日の状況を確認することができます。

「当日券の販売を行っております」と表示されていれば、入場制限がかかっていません。
「当日券の販売を中止しております」と表示されているのが、「入場制限」です。

・東京ディズニーリゾート・インフォメーションセンター

TEL:0570-00-8632(9:00~19:00)

ナビダイヤルです。フリーダイヤルではありません。詳しくは電話をかけるとアナウンスされますので、説明をよく聞いてください。ナビダイヤルの案内後、東京ディズニーリゾートのオペレーターにつながります。入場制限についてはもちろん、他の質問でも丁寧に教えてくれます。

ただし午前9時から始まるので、パークの開園時間によって間に合いません。他の方法で問い合わせるか、前日19時までに問い合わせて下さい。

明日は入場制限がかかりそうかどうか、現時点での予想を教えてもらえます。

もちろん予想なので絶対ではありませんが、様子を聞いておいたほうがお得です。

・ディズニーリゾート周辺の各駅

舞浜駅東京ディズニーランドステーション、東京ディズニーシーステーションの改札出口

この2ヵ所に設置される看板や、駅構内のアナウンスでは、入場制限がかかると、その案内をします。

Q.入場制限がかかりそうなのは、どんな日?

東京ディズニーリゾート・オフィシャルホームページに、カレンダー/スケジュールのページがあります。

そこで周辺道路の混雑状況に「P」がついていれば、混雑する可能性が高い、入場制限がかかる可能性が高いと言われています。前売り券の売り切れが出ている日も、入場制限がかかることが多いそうです。

Q.入場制限がかかったときのパーク内のようすは?

あえて入場制限をかけるくらい混雑しているわけですから、入園できたとしても、いつもとは違う雰囲気です。

入場制限がかかったときのパーク内は、いつも以上の混雑です。どこに行っても大勢の人であふれていますし、何をするにも長蛇の列に並ぶ必要があります。

アトラクションやレストラン・ショップのレジはもちろん、トイレ、インフォメーションセンター、カメラセンター、フォトサービスなど、何をするにも長時間並ぶことを覚悟しなければなりません。ショーやパレードの場所が埋まるのも早く、思ったような場所には座れないと思ったほうがよさそうです。

いつもより迷子が多くなる感じです。お子様連れの場合はもちろん、大人同士のグループやカップルの場合も、はぐれないよう気をつけたほうがよいでしょう。

携帯電話で連絡できるから大丈夫と思っていても、ここまで混雑してくると、電波状況が悪くなり、携帯電話がつながりにくくなることがあります。大人同士のグループでも、いったんお互いの位置がわからなくなると、合流できないケースが出てきます。

普段のディズニーリゾートからは、ちょっと考えられない混雑状況になるのです。だからこその「入場制限」。

ちょっと怖いくらいの独特の雰囲気があって、逆にそこが楽しい気もするのですが、事故やトラブルにはくれぐれもお気をつけください。

Q.そこまで混雑するなら、今日はやめて、別の日に来たい人は?

チケットの種類によっては、今日の入園はしないでおいて、別の日に日付を変更することができます。

入園保証付きのチケットがあるから、パーク内に入ろうと思えば入れるけど、入場制限がかかるほどの混雑はイヤだから別の日にしたい、と考える方も多いことでしょう。

入園保証付きだからどんなに混雑していても入らなければならない、とは限りません。

ただし、入園してしまった後では変更できませんから、入園する前に、日付変更ができるチケットかどうかを確認してください。

Q.入園保証とは?

「入園保証」とは、「入場制限がかかってしまっても入場できる」ことをいいます。

入園当日の日付が入っている日付指定チケットや、チケットの表面に「混雑時でも入場できます」と書かれているチケット、東京ディズニーランド・東京ディズニーシーのどちらか一方のみの年間パスポートなどがあります。

Q.入園保証なしのチケットの種類は?

入園保証なしのチケットは、入場制限がかかってしまうと、そのチケットでの入園はできなくなります。

日付指定のないチケット(チケットに日付が書かれていないチケット)、チケットの表面に「入場制限中のパークでは使用できません」と書かれているチケットが対象です。

株主優待チケットも、チケットに「入場制限中のパークでは使用できません」と書かれています。東京ディズニーランド・東京ディズニーシーの2パーク年間パスポートも同様です。

Q.入園保証なしのチケットで気をつけることは?

入園保証がされていないチケットをお持ちの方は、入場制限がされていないときに入園するしか方法がありません。

早い日だと、開園してから1時間経ってないのに入場制限がかかることがあります。開園時間より早めに入園待ちの列に並んでいてください。8時開園なら、8時前がおすすめです。

まれに朝早くから入園制限がかかる場合があり、その場合は入園待ちにも並べなくなる場合があります。

Q.どうしても入場制限にかかりたくない場合は?

入場制限の気になる方は、ディズニーホテル・オフィシャルホテルへの宿泊をおすすめします。宿泊特典により「チケットの種類に関係なく、入場制限がかかっても入園できる」からです。

入園保証されていないチケットの場合は、各ホテルで「宿泊証明書」をもらって下さい。

チケットを事前に購入していない場合でも、「宿泊証明書」があると、当日券を購入できます。チケットの取り扱いは、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーのチケットブース、各ホテルのチケット売り場、ウエルカムセンターのホテルサービスカウンターで行っています。

いずれにしても、入場制限がかかるような日は、たとえ入園できても十分にディズニーランドやディズニーシーの魅力を堪能できない可能性があります。そんな時は無理をしないで後日改めて来園するという選択肢もありかもしれません。

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