【tdr1341】「インサイド・ヘッド」では上映国によって○○が違う?

2015年に公開されたピクサー映画「インサイド・ヘッド」

少女ライリーの中に存在する感情―ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、カナシミが織りなす、思春期の少女の感情を描いた物語で、アカデミー賞、アニー賞、ゴールデングローブ賞など、様々な賞を受賞し、大きな話題を呼んだ作品です。

さて、ピクサーでは日本を始め、様々な国で作品を公開するために、上映国に合わせてローカライズが行われています。

「インサイド・ヘッド」に限らず、作品に登場する英語を含んだ背景・アイテムは全て上映国の言語に直されているため、ちょっとした演出でもナチュラルに見て受け取ることが出来ます。

このローカライズはなかなかに手間のかかる作業なのですが、「インサイド・ヘッド」では言語のローカライズの他にも上映国の文化や習慣に合わせて、作品の一部演出を変えています。

たとえば・・・

ライリーの嫌いな食べ物

米国版ではライリーの嫌いな食べ物として「ブロッコリー」が登場し、父親が食べさせようとしているのですが・・・日本版ではライリーの嫌いな食べ物が「ピーマン」に変更されています。

ピーマンは日本では子供の嫌いな食べ物として大定番のため、より感情移入しやすいように映像が変更されました。

スポーツ中継の映像

米国版ではライリーの父親がホッケーの中継をイメージしていますが、上映国によってはサッカーに変更されています。ホッケーかサッカー、どちらが上映国に馴染み深いかで変更されているようです。

以上のように、上映国によって演出が異なる「インサイド・ヘッド」

皆さんも是非、ご自身の目で確認してみてくださいね。

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