【tdr0892】「バズ・ライトイヤー」の名前の由来とは
ピクサーを代表する作品「トイ・ストーリー」に登場する、メインキャラクターの「バズ・ライトイヤー」
「無限の彼方へ、さあ行くぞ!」が決め台詞の、スペース・レンジャーの玩具で、その姿は宇宙飛行士そのものです。
さて、設定も見た目も宇宙をテーマにした玩具の「バズ・ライトイヤー」ですが、実は名前も宇宙に関係しているのをご存知ですか?
実は「バズ・ライトイヤー(Buzz Lightyear)」の、「Light year」は天文学で用いられる距離単位「光年」を意味し、「バズ」はアメリカの宇宙飛行士「エドウィン・オルドリン」に由来しています。
「エドウィン・オルドリン」は生誕時(1930年)、「エドウィン・ユージン・オルドリン・ジュニア」という名前だったのですが、本人は子供のころから「バズ・オルドリン」と名乗り、署名や私文書、公文書を問わず、全ての場面で一貫して「Buzz Aldrin」とサインしていたのです。
このため、1988年には通名であった「エドウィン・ユージン・“バズ”・オルドリン」を法的に正式名と改めました。
そして、この「バズ」をとって、「バズ・ライトイヤー」という名前が生まれたのです。
因みにエドウィンが「バズ」と名乗るようになったのは、彼の姉の滑舌が悪かったことが始まりだそうです。
姉が言う「ブラザー(brother)」が「ブザー(buzzer)」としか聞こえず、それがからかい半分で繰り返されているうちに短縮されて「バズ(Buzz)」となり、エドウィンのあだ名となって定着してしまったとか。
あだ名を正式名にするほど、バズに愛着があったのでしょうね。