【tdr0643】「ダッフィー」は日本人のこだわりで誕生した?

東京ディズニーシーの代表的なキャラクター「ダッフィー」

愛らしい顔にフワモコな手触りで、ダッフィーのぬいぐるみは女性に大人気。

いまやミッキーマウスを凌ぐほどの人気を集めているキャラクターですが、実は日本人が作り上げたキャラクターということはご存知でしたか?

元々「ダッフィー」はカリフォルニアのディズニーランドや、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールドで販売されていた「ディズニーベア」というテディベアのぬいぐるみで、知名度・人気は殆どありませんでした。

そんな中、2003年2月にオリエンタルランドの「商品開発部マネージャー(当時):後藤達美」氏が、出張でディズニーワールドを訪問。

そこで見つけた「ディズニーベア」に惹かれ、このキャラクターをもとに新商品を展開しようと考え付いたのです。

帰国後、開園したばかりの東京ディズニーシー独自のキャラクターとして売り出すことを提案し、商品開発が始まりました。

この商品開発でこだわられたのが、「布地」です。

まず色は「熊=茶色」をイメージする日本人に合わせて、「淡い茶」に統一し、触り心地も重要視しました。

優しい色合いに、優しい肌触りを追求するため、約10万種類もある布地のサンプルを用意し、厳選。

そして中に詰める綿と、その量も細かく調節し、抱いた時の心地よさまで徹底的にこだわり抜いたのです。

こだわりにこだわり抜いて誕生したふわふわモコモコの「ダッフィー」

妥協しない姿勢で商品開発したからこそ、大人気キャラクターになれたのでしょうね。

関連記事

ページ上部へ戻る