【tdr1063】晩年のウォルト・ディズニーがどうしてもやめられたかったものとは
1966年12月15日、肺癌による肺炎のためウォルト・ディズニーは満65歳にして、永い眠りにつきました。
晩年の彼は酒に溺れていたと言われており、朝食にはドーナツをスコッチ・ウィスキーに浸けて食べるのが一番のお気に入りだったそうです。
病気を患い、体調が芳しくなくても、そうした生活を続けていたウォルトには、もうひとつ、やめられない悪癖がありました。
それが「煙草」です。
ウォルトはかなりのヘビースモーカーで、肺癌を患った後も煙草をやめることが出来なかったそうです。
そんなウォルトの喫煙エピソードには以下のような話があります。
ある日、ウォルトがせき込み、苦しそうにしていたときのこと。
その様子を見ていたアニメーターのウォード・キンボールが「何故、禁煙しないのか?」と心配して尋ねたそうです。
すると、ウォルトは「男には欠点の一つや二つあって当然」と答えたと言います。何があっても、煙草をやめようだなんて思いは全く持ち合わせていなかったようです。
また、彼が残した吸殻はどれも葉っぱの部分が5mm程しか残っていなかったと言います。
ギリギリまで吸う、というのはヘビースモーカーの中でもなかなか稀な部類。
よほど煙草が好きだったのでしょうね。