【tdr0027】ホーンテッドマンションの伸びる壁と絵の不思議

東京ディズニーランドのホラー系アトラクションといえば「ホーンテッドマンション」ですよね。

不気味な通路を進んで屋敷に入ると不安をかきたてるようなBGMが耳に入ります。そして屋敷の主人の肖像画が目に入り、彼の案内のもと「伸びる部屋」とも呼ばれている「ストレッチングルーム」に辿り着きます。八角形の奇妙な形をしたフロア、ストライプの壁紙、そして飾られた4枚の肖像画。一見すると、どうってこともない空間ですが、この空間の仕掛けが凄いのです。

「伸びる部屋」と前述したように部屋が縦に伸びていきます。このとき伸びるのは壁と飾られた肖像画なのですが、ここにちょっとした工夫が凝らされているのです。

壁紙が「緑と白のストライプ柄」なので、壁が縦に伸びていくときに感じる錯覚がより一層強くなります。そして飾られた4枚の肖像画が、縦に伸びていくことで徐々に全貌を現す仕掛けが実に面白いのです。

4枚の肖像画にはそれぞれ

・ピンク色のパラソルをもった女性
・一輪のバラを持った女性
・燕尾服を着た口髭の男性
・腕を組んでいるハット帽の男性

の絵が描かれています。これらの肖像画が伸びることで・・・

・ワニが口を開けて待ち構えている川の上を綱渡りする女性
・殺害した夫の墓石の上に嬉しそうに座る女性
・燕尾服にトランクスという情けない姿でダイナマイトの上に立つ男性
・流砂に飲み込まれ、助かろうと肩車をする3人の男性

という、気味の悪い姿を現し、ホラー感を表現しています。このとき、伸びるのは絵だけではなく、絵を飾る額縁も一緒に伸びていきます。実を言うと、額縁の上下辺は本物の額縁なのですが、額縁の左右辺は絵になっているのです。これにより、額縁ごと肖像画が伸びていく演出が可能になっているというわけです。

ホーンテッドマンションに足を踏み入れる際は、是非、伸びる壁と絵にご注目ください。

関連記事

おすすめ記事

ページ上部へ戻る