【tdr0840】オープン前、ディズニーシーでペンギンを飼う案が出されていた?
2001年9月4日、「さあ、冒険とイマジネーションの海へ」というキャッチコピーを引き下げてオープンした「東京ディズニーシー」
世界で初めて海をテーマにしたディズニーパークとして、そのパーク構想にはディズニー社は勿論、管理運営するオリエンタルランド社のクリエイティブメンバーも参加し、幾度もの話し合いの場が設けられました。
さて、世界初のテーマパークということで、新しい試みとなる案が多くあがる中、今では信じられないことに「本物のペンギンを飼う」という案もあがりました。
テーマが海ですから、海の生き物を・・・ということだったのですが、思案した結果、あることを理由に採用されませんでした。
一体、どんな理由で採用しなかったのでしょうか?
その理由は、「日本人は“生きた動物”より“夢の世界”を求めている」と結論づいたため。
『現実の世界にいる動物は夢の世界に必要ない』との考えに至ったのです。
構想に参加していたオリエンタルランド社のメンバーが日本人の感覚を代表して伝えたからこそ、こうした結果が生まれたのでしょうね。