【tdr0908】混雑していても大丈夫?事故率を下げるために工夫された駐車場

東京ディズニーリゾートには日に数万単位ものゲストが車で訪れるため、多くの車が出入りすることになりますが、そうなると心配になるのが接触事故です。

混雑していると、どうしても駐車しづらい・発進させづらい状態になってしまいますよね。そうして何度か切り返しているときに接触、あるいはぶつけられた・・・という苦い経験がある方も多いかと思います。

さて、そうした悲劇が起きないようにするため、東京ディズニーリゾートでは駐車場に下記の工夫を施しています。

1.斜め60度の駐車スペース
2.前進駐車・前進発進にする

さて、これは一体どういうことなのでしょうか。

○斜め60度の意味

従来のスーパーやショッピングモールなどで見かける駐車場は、進行方向に対して直角になるマス目タイプのもので、このタイプの駐車場の場合、前進であっても後進(バック)であっても駐車するために2~3度の切り返しが必要になります。

その切り返しの際に両隣や前後に駐車している車と接触・・・という事態を避けるため、進行方向に対して最もスムーズに駐車できる60度にしているのです。

○前進駐車・前進発進の意味(一部例外あり)

後進駐車は前進に比べ視界が悪く、接触事故に繋がりやすい要因の一つ。

そのため東京ディズニーリゾートでは駐車場内を一方通行にし、そのままスムーズに駐車できるよう、斜め60度の駐車スペースが設けたのです。

また、帰宅時も後進ではなく前進で出られるようにし、後進と前進による接触を防止しています。

こうした工夫により事故を抑制しているわけですね。

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