【tdr0243】ミニーマウス一色になった小田急電鉄?
電車には中吊り広告やステッカー広告、窓上ポスターなど様々な形の広告がありますよね。普段何気なく目にしますが、あの広告費用は案外馬鹿になりません。
例えば、首都圏を走る電車内の中吊り広告であれば、2~4日のところでB3サイズだと約450万円、ワイドサイズだと約900万円かかるのです。
もちろん、路線や地域によっては価格も違いますが、どれも高額なことには変わりありません。一見すると小さく安そうな広告であるステッカーも、契約期間が一月単位ということもあって1000万円前後もかかりますし、ドア横のポスターは高いもので1週間3500万円ほど。
あまりにも桁が日常生活からかけ離れているため、実感が湧きませんよね。
さて、電車広告がいかに高額であるか解ったところで、本題です。
ディズニーでは普段からCMなどで積極的に広告を打ち出しており、広告費をケチらない印象がありますが、なんと大胆にも小田急電鉄の車両を丸ごと広告にしてしまったことがあるのです。
それは2011年の「春のキャンパスデーパスポート」の広告でした。
今や定番となった学生に優しいキャンペーンですが、その広告を小田急電鉄丸ごと使って行ったのです。それにより、小田急電鉄の車両の中はディズニー一色、いや、ミニーマウス一色になりました。「春のキャンパスデーパスポート」のターゲット層が女子学生ということで広告にはミニーマウスを起用。その結果、小田急電鉄車内はミニーマウスカラーに染まり、吊革がミニーマウス仕様になったのです。
はたして、広告費はいくらかかったのでしょうか・・・もはや見当もつきません。日本一のテーマパークともなると、やることも日本一ということなのでしょうか。今後、同じように一目見て驚くような広告が行われるかもしれませんね。