【tdr1112】日本初のディズニーグッズは何?
1928年11月18日「蒸気船ウィリー」でデビューしたミッキーマウス。
その1年後に世界初のグッズ化の企画が持ち上がり、1930年に世界初のディズニーグッズとして「メモパッド」が展開されました。
では、日本初のディズニーグッズとは何だったのでしょうか?
日本で初めて発売されたディズニーグッズ・・・それは「ディズニーのまんがえほん ミッキーマウス」
1950年に「大日本雄弁会講談社(現:講談社)」から出版されたディズニーの絵本です。
表紙には木馬に乗ったミッキーマウスが描かれており、中身は見開き左ページが活字文字とモノクロのイラスト、右ページがカラーイラストという構成になっており、活字には「もしもし ぼくは ミッキーマウス」というような日本語と共に、それに該当する英文も表記されています。
定価は80円(当時の価格)。卵1つが15円、コーヒー1杯が30円の時代ですから、それなりの価格だったことが伺えます。
この「まんがえほんシリーズ」は1952年まで続き・・・
・プルートパップ
・ドナルドダック
・七にんのこびと
・ミッキーマウスのピクニック
・サンタ・クローズのおもちゃや
・うさぎのおじいさん
・ピノキオ
・ふしぎの国のアリス
・こぐまのポンゴ
・ドナルド・ダックのきしゃあそび
・・・など、数々のタイトルが出版されました。
2001年には「ミッキーマウス」「ドナルドダック」「ふしぎの国のアリス」の3冊が復刻し、コレクターの間で話題となった「まんがえほん」シリーズ。
古本屋などで取り扱っていることもあるようなので、気になる方は探してみてはいかがでしょうか?