【tdr1565】「トイ・ストーリー」ウッディはアドリブセリフが満載!?
1995年に1作目を公開以来、世界中にファンをつくったピクサーの人気シリーズ「トイ・ストーリー」
その主役であるウッディの声を担当した名優といえば、トム・ハンクスですね。
実はウッディのセリフはトム・ハンクスのアドリブから生まれたものも多く、中にはアドリブだけで演じているシーンがあったほか、1作目で使用できなかったセリフを2作目以降に使用したものもあったそうです。
これはディズニーの公式イベント「D23 Expo 2015」内の「TOY STORY:20YEARS LATER,THE ORIGINAL CREW LOOKS BACK」にて語られており、「NO~!」と叫ぶシーンを20テイク撮ったことなども明かされました。
また、ウッディがバズの取れた腕を手にしたシーンも実はアドリブ。
ピクサーはアニメーションを制作する前にセリフを録音し、アニメーションを制作する際は俳優の動きを参考にすることが多いのだそうです。
そして、トム・ハンクスがセリフを収録する際は、トム・ハンクスからアイデアを多く得るために小道具を用意。
それを使ってトム・ハンクスは演技をしたのですが、その演技の一つが腕の取れたシーンに活かされたのでした。
トム・ハンクスは後にウッディの声をあてたことについて「楽しい仕事だよ。でもすごく、すごく・・・難しいね。特にウッディはいつも叫ぶように喋るから」と語っています。
トム・ハンクスだからこそ、現在のウッディが生まれ、現在のトイ・ストーリーが生まれた、と言っても過言ではありませんね。