【tdr0764】くまのプーさんの名前の由来は動物園にあり

蜂蜜が大好きな黄色いクマのぬいぐるみ「プー」

日本では「プーさん」と親しまれていますが、その正式名称は「Winnie the Pooh(ウィニー・ザ・プー)」と長く、意外なことに英語圏では「Pooh」ではなく「Winnie」と呼ぶのが一般的だそうです。

ここで気になるのが、その名前の意味することですよね。

「Winnie the Pooh」の日本語訳が「くまのプーさん」になるわけですが、直訳ではただ「ウィニープー」となり、全く意味が解りません。

むしろ「ウィニーってなに?」と思うことでしょう。

実は「ウィニー」にはきちんとした由来があるのです。

「ウィニー」と名付けたのは「Winnie the Pooh」の原作者「A.A.ミルン」の息子であり、物語のモデルになった「クリストファー・ロビン」

彼は当時、ロンドン動物園で飼育されていたツキノワグマをよく見ていたそうです。

そのツキノワグマはカナダから運ばれてきたため「Winnipeg(ウィニペグ:カナダの街名)」と呼ばれており、クリストファーはそこから「Winnie」という名前を思いついて自分の持つクマのぬいぐるみに「Winnie」と名付けたのでした。

「A.A.ミルン」はその「Winnie」というぬいぐるみをもとに「プーさん」を生み出したのです。

これで「ウィニー」の謎は解けましたね。

さて、「ウィニー」の謎が解けたら次に気になるのが「プー」でしょう。

実はこちらも同じロンドン動物園にいる動物の名前が由来です。

その動物とは、なんと白鳥。熊ではないのです。

ウィニーは熊から名付けたぬいぐるみの名前、プーは白鳥の名前が由来だったなんて、驚きですよね。

だからこそ、英語圏では「Winnie」と親しまれているのでしょう。

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