【tdr0213】震災でもブレない、キャストの神対応

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2011年3月11日、マグニチュード9という未曽有の震災「東北地方太平洋沖地震」が発生しました。

情報が錯綜し、津波や地盤沈下、崩落などの心配からパニックになるところが多い中、東京ディズニーリゾートはブレませんでした。

ディズニーの行動基準に「SCSE」というものがあります。

「Safety(安全)」、「Courtesy(礼儀正しさ)」、「Show(ショー)」、「Efficiency(効率)」の頭文字からなる基準で、ゲストへのサービスを提供する際、この並び順がキャストの行動や判断の優先順位とされているのです。そして震災の日、これがきっちりと守られました。

まず、地震発生から40秒後、普段園内アナウンスをしない東京ディズニーリゾートで男性の声によるアナウンスが放送されました。日本語と英語によって放送された内容は、ゲストに対する混乱防止の呼びかけと地震等の情報が分かり次第放送する、といったものでした。

その後、しばらくしてから女性の声で、電車がストップしたこと、高速道路が通行止めになったこと、津波の心配がないことなどを3ヶ国語で放送されました。

その間、キャストは独自に行動を開始。持ち場にいるゲストに対し、頭を守ること、その場にしゃがむこと、などの指示を冷静にし、パニックを防止。

それどころか、頭部を守るために販売用のぬいぐるみをゲストへ渡したり、お土産のお菓子類を非常食として配ったり、夢の国でお目にかかれない段ボールなどを引っ張り出して防寒用として配ったり、と驚きの対応をするキャスト達。実は「ゲストの安全確保のためには園内の使えるものは何でも使っていい」と教えがあり、キャスト達はこれを実践したのです。

また、「2日に1回は震度6強を想定して防災訓練をしている」だけあって、キャストの対応力は凄まじく、不安がるゲストの気を紛らわすために、一緒に隠れミッキーを探してみたり、ダンスして見せたり、役に合わせたセリフで励ましたりと、心のケアも行われました。

これだけの対応を見せるとは、流石一流のテーマパークです。

しかも、その決断と行動の速さたるや脱帽もの。

地震からわずか8分後にはオリエンタルランド社長をトップとした「地震対策統括本部」を設置し、上層部から末端への指揮系統が出来上がっていたのですから・・・。この神対応こそが一流のテーマパークたる所以なのですね。

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