【news0013】「ミスティックリズム」が公演終了・・・新技術で新たなステージへ
「ミスティックリズム」は、ロストリバーデルタのジャングルの精霊たちが行う、情熱的なパフォーマンス。ディズニーシーの開園以来続いている、人気のショーです。この「ミスティックリズム」、シアターであるハンガーステージがリニューアルされるため、2015年4月5日をもって公演を終了することになりました。
リニューアル後のハンガーステージで行われるのは、すっかり定着してきたプロジェクションマッピングによる新しいエンターテイメント。2016年の春または夏にスタートする予定です。
プロジェクションマッピングとは、コンピュータグラフィックスなどの映像を立体面にプロジェクターで投映するものです。平面に映像を投影するのとは、別の魅力や効果があります。
すでに、ディズニーランドのシンデレラ城を舞台にした「ワンス・アポン・ア・タイム」で使われている技術で、映像と立体物の構造がシンクロすることによって、今まで見たことのないような光景が出現。ハンガーステージでは、舞台の設計段階からショーそのものまで、すべて新規にプロジェクションマッピングを想定して行われることになります。
イメージビジュアルでは、果てしなく拡がる紺色の影の世界に、たった一人で立っている少女の姿が発表されました。
曲がりくねった未知の樹木が茂り、遠い空には怪しげな雲。鳥なのか、精霊なのか、少女の周囲を無数の黄金色の生物が飛び交っています。このエンターテイメントは、影の世界で迷子になったヒロインが成長する姿を、エネルギッシュな映像と音楽で表現する、まったく新しいミュージカルとのことです。
長年続いた「ミスティックリズム」の公演終了は惜しまれますが、2016年春、新しいハンガーステージで誕生する、未知の体験に期待しましょう。