【news0007】オリエンタルランド、ディズニーリゾート30周年の効果は・・・
2013年度は、東京ディズニーリゾート開業30周年にあたる、記念すべき年となりました。30周年の記念イベントは次々と成功を収め、「入園者数」および「ゲスト一人当たりの売上高」が過去最高記録を更新しています。
株式会社オリエンタルランドの2013年度(2014年3月期)の連結決算によると、次の通りとなります。
グループ連結業績
売上高 4735億7200万円(前期比19.7%増)
営業利益 1149億9100万円(同 40.5%増)
経常利益 1126億7100万円(同 39.3%増)
当期純利益 705億7100万円(同 37.1%増)
いずれも過去最高となっています。
なかでも注目すべきはホテル事業です。パークの入園者数が過去最高を記録したこともあり、すべてのホテルの客室稼働率が90%台後半と好調でした。
客室稼働率の全国平均は50パーセント前後と言われますから、驚異的な数字をたたき出したことになります。
また、2013年3月29日付で、株式会社ブライトンコーポレーションの全株式を取得したことにより、ホテル事業全体の売上高は649億3300万円(同32.7%増)となりました。
営業利益も158億9700万円(同32.2%増)と増加です。
2014年度は、東京ディズニーランド開業30周年の翌年なので、減収減益の見込みです。売上高4176億6400万円(内ホテル事業596億2000万円)と予想されています。