【tdr1643】「レストラン櫻」に飾られている写真“久岡造船所”とは・・・

東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントには、和食ベースの創作料理を提供する「レストラン櫻」というお店があります。

日本人移民であるチャーリー田中氏が経営している、元“魚市場”という設定のため、店内の雰囲気も料理も和と洋を足した、日本ではないけど親しみやすいものになっています。

さて、そんな「レストラン櫻」の壁にはいくつか写真が飾られています。

どれもこれも雰囲気のあるモノクロの写真なのですが、その中の一つに達筆な日本語が書かれた船の写真があるのをご存知ですか?

この日本語の部分、読み解くと「晩市ジョージア街一七七三 久岡造船所 持主 久岡文次」と書いているのが解るのですが、一体これは何を意味するのか、調べてみました。

この「晩市ジョージア街一七七三 久岡造船所 持主 久岡文次」とはつまり、“バンクーバー市ジョージア街1773”に久岡文次が経営する久岡造船所があった、ということを意味します。

そして驚くべきことにこの久岡造船所は“実在”していました。

1908年にバンクーバーに上陸した久岡氏は1917年、晩市ジョージア街ウォーターフロントのイギリス人“エーダーヴリユ・リベージ”氏から造船所を譲り受け、この地で造船業を始めたそうです。

アメリカンウォーターフロントの時代設定は1910年代。時代も場所もまさにドンピシャな設定です。

この写真は久岡氏が手掛けた船がニューヨークの港にも出入りしていたことを比喩しているのかもしれませんね。

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