【tdr0575】東京ディズニーシーの「セイリングデイ・ブッフェ」は元々違う名前になる予定だった?
東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントにあるプライオリティ・シーティング(予約優先)取り扱いレストラン「セイリングデイ・ブッフェ」
東京ディズニーシーに唯一あるブッフェ形式のレストランで、肉や魚料理などのメインはもちろん、サラダやスープなどの前菜・副菜も豊富。
「S.Sコロンビア号」と「タワー・オブ・テラー」の間に位置することから、「S.S.コロンビア号」の「船出日(セイリングデイ)」を祝して、貨物ターミナルや機械作業所、オフィスでパーティーを開いている設定になっており、世界各国の料理を味わうことが出来ます。
さて、好きな料理を楽しめることから人気の高いレストラン「セイリングデイ・ブッフェ」ですが、もともとは違う名称になる予定でした。
その名称というのが、「コロンビア・ボンヴォヤージュ」
「S.Sコロンビア号」と「ボン・ヴォヤージュ/(旅立つ者に対して)よい旅を」という言葉を掛け合わせて考えられたのですが、やむなくボツになったのです。
理由は、既に舞浜駅近くにディズニーショップ「ボン・ヴォヤージュ」がオープンしていたから。
ご存知の方も多いかと思いますが、インパークせずにショッピングが楽しめる、日本最大級のディズニーショップです。
ショップ外観は1930年代にアメリカの旅行者たちの間で流行ったスーツケースや帽子箱といった趣向を凝らした形をしており、2001年3月にオープン以来、ゆっくりと買い物をしたい人から絶大な支持を受けています。
「セイリングデイ・ブッフェ」がオープンしたのは、東京ディズニーシーオープンと同じ、2008年9月4日
その7年半前に「ボン・ヴォヤージュ」がオープンしているのに、それを無視して「コロンビア・ボンヴォヤージュ」なんて重複した名称をつけられるわけがありません。
それに混同する人が続出する恐れもあります。
だからこそ「コロンビア・ボンヴォヤージュ」はボツになり、「セイリングデイ・ブッフェ」としてオープンすることになりました。
それにしても、「船出日(セイリングデイ)」から名称を考えるなんて、なんだかロマンチックで素敵ですよね。
こちらの名前になって結果オーライなように思います。