【tdr1827】「タワー・オブ・テラー」マンフレッド・ストラングはどんな人物?

ホテルハイタワーで起きた事故の一部始終を目撃した人物であり、ホテル取り壊しを訴える新聞記者“マンフレッド・ストラング”

タワー・オブ・テラーの物語を語る上で重要な人物の一人である彼について、今回はご紹介していきたいと思います。

ニューヨーク・グローブ通信の記者
マンフレッド・ストラングはブロードウェイ・ミュージックシアターの隣、ブロードウェイ117番地に位置する新聞会社「ニューヨーク・グローブ通信」の新聞記者。

「ニューヨーク・グローブ通信」は、ハイタワー三世と因縁があるエンディコット三世が経営者であり、ストラングは彼に頼み込んでこの新聞会社に入社しました。

ハイタワー三世が嫌いだった
新聞記者になる以前から、ストラングはハイタワー三世を嫌っており、独自にハイタワー三世の悪事を暴こうとしていました。

そして1897年2月2日、両手にたくさんの書類を持ってエンディコット家を訪ねた彼は、当時14歳だったベアトリスに案内されてエンディコット三世と会います。

そこで、雑誌を差し出しながら「ハリソン・ハイタワー三世の弱みを掴んだ!」と熱心に訴えた彼はエンディコット三世に見込まれて「ニューヨーク・グローブ通信」に入社。

以後、紙面でハイタワー三世の悪行を世間へと公表していました。

エレベーター事故の目撃者
1899年12月31日正午に開かれた記者会見で「それは呪いの偶像だと言われていますよね?」と質問した後、立て続けに発言したことでホテルからつまみ出されたストラング。

その後、19時より開かれた“コンゴ河遠征帰還パーティー”にウエイターとして潜入します。

そして23時45分、ハイタワー三世がエレベーターに乗り込み、葉巻の火をシリキ・ウトゥンドゥに押し付けて消す瞬間を目撃。

その15分後、ホテルが停電。緑色の光がホテルを包み・・・「なんなんだ、その目は!?シリキ・ウトゥンドゥーーーーーー!!」というハイタワー三世の叫び声と共にエレベーターが落下するのを目撃します。

そのとき辺りはパニック状態で、この叫び声を覚えている人物はいませんでした。

その後、落下したエレベーターの中をスメルディングと共に確認。ハイタワー三世のトルコ帽とシリキ・ウトゥンドゥだけが残されたその様子に驚愕します。

事故後はシリキ・ウトゥンドゥについて調査
事故後、失踪したハイタワー三世の身辺やシリキ・ウトゥンドゥについて調査し始めたストラング。その調査によってシリキ・ウトゥンドゥの呪いや守らなければいけないルールを知り、ホテルを解体すべきだと唱えるようになります。

シリキ・ウトゥンドゥに襲われる
1912年8月22日、ホテル解体を阻止しようとするベアトリスに招待され、再びホテルハイタワーを訪れる。

ベアトリスに案内されながら、ホテルの素晴らしさを説かれるも、聞く耳を持たないまま歩を進め、秘密の倉庫やスメルディングの隠し部屋、ハイタワー三世の部屋へと足を踏み入れる。そこでハイタワー三世からの忠告の電話を受け取り、部屋に現れたシリキ・ウトゥンドゥからベアトリスと共に命からがら逃れる。(だが、ベアトリスはシリキを見ていないので呪いを一切信じていない)

エレベーター事故を目撃し、シリキ・ウトゥンドゥの呪いを垣間見て生き残ったマンフレッド・ストラング。今後も彼は、シリキ・ウトゥンドゥの呪いとホテル解体を訴え続けるのでしょう。

ただ、そんな彼の訴えも呪いを全く信じないベアトリスには一生通じることがなさそうなので、可哀相な気もしますね・・・。

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