【tdr1816】ハイタワー三世は存在そのものが消されかかっている・・・?

設定や物語が細かく濃密なことからファンも多い、ディズニーシーのアトラクション「タワー・オブ・テラー」

2016年には公式特設サイトが公開され、他ではなかなか知ることの出来ない情報などを読むことが出来ました。

現在はページそのものが消えてしまっていますが、その公式サイトの情報によれば・・・“失踪したハリソン・ハイタワー三世は存在そのものが消されかけている?”・・・かもしれないそうです。

一体どういうことなのか、公式サイトに掲載されていた情報を元に紹介します。

そもそもの設定は・・・
ハリソン・ハイタワー三世が失踪したのは1899年の大晦日。

この日、ハイタワー三世は記者会見の場で“シリキ・ウトゥンドゥ”をお披露目し、偶像の呪いを馬鹿にしました。

その後、エレベータで事故が発生。

ハイタワー三世は失踪し、13年後、歴史的価値があるということでニューヨーク市保存協会により見学ツアーが開始されました。

公式サイトで明かされた参加者の証言
限定公開された公式特設サイトには、見学ツアーの参加者(つまりゲスト)のインタビューが掲載されていました。

といってもただのインタビューではなく、“さらなる呪いを恐れてか、始めは呪いなどないと言っていた参加者も匿名ならば・・・と、その重い口を開いてくれました”と、設定の世界観に忠実(?)なものになっています。(普通のゲストならそんなこと言いませんから、これもまた設定なのでしょう)

匿名を条件に重い口を開いてもらった内容が以下の通り。

公式サイト引用————————————————-
■ 緑色の大きい顔、そして“乱高下”・・・
“一番上のペントハウスに到着!と、思った瞬間、エレベーターが激しく乱れるように上下しました!

気付いたらまた最上階にいて、そこに大きな緑色の顔が。その瞬間また超スピードで落下!

その後の記憶はあいまいで、気付くとホテルの通路に立っていましたね・・・(東京都・17歳)”

■ ハリソン・ハイタワー三世の姿はどこへ
“ここには前にも来たことがあって、じつはその時ハリソン・ハイタワー三世の姿を見ていたんです。

書斎のような部屋と・・・鏡の前では声も聞いたかな・・・?確かに見たし、声もハッキリと聞いたはずなんですが・・・。

今回またどこかに現れるのでは・・・?と思っていたんですけどね。いや、少しだけ見掛けたと思うんですけど。でも、なんだかずいぶんと様子が違っていたような。(静岡県・16歳)”

■ シリキ・ウトゥンドゥが仕掛ける恐怖とは?
“わたし見ました!エレベーターが激しく揺れる中で、小さな何かの影が横切るのを!(佐賀県・18歳)”
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完全に設定に合わせた証言・・・というのはこの際置いておいて・・・

この証言をもとに、公式サイトでは「やはり、呪いの偶像によるものか」「他のエレベータは大丈夫なのか」「偶像がエレベータに何か仕掛けたのか」と謎を深めていましたが、中でも気になったのが「ハリソン・ハイタワー三世の存在そのものが消されそう?」という一文です。

ハイタワー三世は存在そのものが消されそう?
静岡県・16歳の証言を受けた公式サイトの見解によれば、「シリキ・ウトゥンドゥの呪いにより失踪したといわれるハリソン・ハイタワー三世の存在そのものが消されようとしている?」とのこと。

呪いで失踪している上に、消される・・・というのは何だか不気味ですよね。

現時点でハリソン・ハイタワー三世は“失踪した”という以外にどうなったのか、ハッキリと明かされていませんが、公式サイトがそのように誘導しているともいえます。

つまり、ハイタワー三世は消されかけている、という設定なのでしょう。

期間限定プログラムである“Level13”は鏡の部屋でのセリフが変わったり、落とされる瞬間部屋が宇宙空間になる演出がなくなったり、と所々演出が変更されていますから、この演出変更が“ハイタワー三世の存在そのものが消されそう”に繋がるようですね。

ただ参加しているだけのゲストには解らない、細かな設定と物語が散りばめられているタワー・オブ・テラー。

乗って楽しい、調べて楽しい、調べたうえで乗って楽しい三拍子。

全部調べあげるには時間がかかりますが、是非予備知識ありで楽しんでみてくださいね。

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