【tdr1775】クリスタルスカルの魔宮発掘に協力した日本人

ロストリバーデルタにそびえる「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮」

その発掘には名前にある通り、インディ博士が携わっているわけですが、とある有名な日本人も発掘に協力しています。

その人物とはパナソニック(旧:松下電器)の創業者、松下幸之助。

一代で松下電器産業を築き上げ、経営の神様としても知られる人物ですが、何故彼がこの物語に登場するのでしょうか。

現実的な話をすると、「クリスタルスカルの魔宮のスポンサーがナショナルだから」なのですが、物語の中での設定では「松下電器がラジオや電気器具を提供し、発掘の協力をした」ことになっているのです。

その設定が解る新聞がスタンバイ列の途中にある、インディ博士の机上にあります。

「國際ジャーナル」という新聞には遺跡をバックに撮られた松下幸之助氏の写真が掲載されており、インディ博士が古代文字を解読したことや、若さの泉の噂についての記事と共に松下電器がラジオを提供したことが書かれているのです。

以下、その内容を抜粋(原文ママ)

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松下電器 密林探検隊にラヂオや電気器具を提供

「松下電器が密林探検隊に必要な電気器具類を提供することとなつた。深ひ密林に覆はれた水晶髑髏の魔宮に空中から物資を届けることは非常に困難である為、魔宮の近くを流れるロストリバーを利用して船による輸送が行はれた。生ひ茂つた密林、じめじめとした暑さ、熱病、突然のスコール、或ひは毒蛇やワニ、豹などといつた野生動物が輸送時の障害となつたものの、社長の松下幸之助氏が監督して直々に現地へと赴き、物資の引き渡しは無事に終了した。」

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松下氏には“実体が見えないなら見えるようにするのが経営”という考えがあり、そのためには社員に「自分で解るまで考えよ」「現場に出よ」と勧めていたそうです。

発掘現場が実際どのような状況なのか、ハッキリわからないからこそ、危険が伴うにも拘らず自分の目で見に行ったのでしょうね。

因みに、この新聞はディズニーシーにあるパナソニックラウンジにも掲載されており、全文を読むことができるので機会があれば是非ご覧ください。

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