【tdr1756】インディ・ジョーンズ・アドベンチャーのこだわりのプロップス
東京ディズニーシーのロストリバーデルタにある人気アトラクション「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮」
この遺跡周辺の発掘には、ペンシルバニア州立アンドリュー大学の支持があり、インディ博士はそのバックアップの中で発掘調査にあたっています。
そのため、アトラクション周辺のゴミ箱をはじめ、プロップスなどで大学名を確認することが出来ます。
さて、このアトラクション周辺では至る所で同大学名を確認することが出来るのですが、今回ご紹介するのは同大学が書類作成用に使っていたであろう“バインダー”。
このバインダーがあるのは、ライド中の写真を購入することが出来る場所の手前。
ココにはいくつかバインダーがあり、そのうちの一つに・・・
「ANDREWS UNIVERSITY OF PENNSYLVANIA Expedition Photo Archives(ペンシルバニア州立アンドリュー大学 探検写真記録)」
と書かれた未記入のテンプレート用紙が留められています。
彼らはこの場所を拠点に、こうした書類を作りながら発掘を続けているわけですね。
この場所には同型のバインダーが他にもあり、トランジットスチーマーラインに発掘物等を載せるためのテンプレート用紙などが留められています。
ただ、ここの設定に合わせた演出のこだわりはコレだけではありません。このバインダー自体が渋いチョイスになっています。
実はこのバインダー、イギリスのオフィス用品メーカー「Globe Wernicke(グローブ・ウェルニッケ)」社製。
1899年に創立し、1930年代に全盛期を迎えたのち、1955年に買収されたメーカーです。
ロストリバーデルタの設定は1930年代ですから、ピッタリ合致しています。
こうした小物チョイスがディズニーは本当に上手で、普通なら気付かない・解らないだろうところに“さりげなく”実際に使われていたアイテムを用意していることが多々あります。
みなさんも是非、探してみてくださいね。