【tdr1755】「レイジングスピリッツ」元々はどんな姿だった?
2005年7月21日にロストリバーデルタ内にオープンしたアトラクション「レイジングスピリッツ」
中央アメリカの未開のジャングルで発掘された遺跡、という設定で、360度に回転するループが魅力のライド型アトラクションです。
さて、知っている方も多いかと思いますが、この遺跡は元々このような姿ではありません。この遺跡が発見された当初、倒壊した状態でした。
そして発掘物復元チームが火の神の石像「イクチュラコアトル」と水の神の石像「アクトゥリクトゥリ」が倒壊前は向かい合っていたと推測し、そのように動かしてしまったことで超常現象が発生。水と炎が噴出し、天井は崩れ、ホッパーカーのレールも捻じ曲げられ、今のような姿になったわけです。
そこで気になるのが、倒壊前の姿。
その姿はスタンバイ列の途中にある、現場事務所のような場所で見ることが出来ます。
スタンバイ列の進行方向右側に、遺跡の図面などが留めれた場所があります。
この場所は進み具合によってはすぐ通過してしまう場所ですし、ファストパスを利用したら遠くて殆ど見えないかと思いますが、ここに留められた図面に過去の遺跡の姿が描かれているのです。
図面を見ると、遺跡正面の顔のような部分には屋根があり、両脇には対になるように建物が設けられています。
もともと二つの神を祀っていた場所ですから、こうした造りになっているのでしょう。
他に、現状の崩れた遺跡の図面に走り書きで、「ダイナマイト事故(1月)」とメモされた物も留められています。
それによれば遺跡の正面向かって右側で、ダイナマイトの事故が起きたことになります。
だからより崩れてしまっている、のかも?
まさにイマジネーションが掻き立てられるプロップスですよね。