【tdr0058】ロストリバーデルタの複葉機の謎

1930年代の中央アメリカにある熱帯雨林を舞台に、古代文明遺跡の発掘現場をモチーフにしたロストリバーデルタは東京ディズニーシーにあるテーマポートの中で一番緑が多いテーマポートになっています。

そんなロストリバーデルタを通る水路には、複葉機(揚力を得るための主翼が2枚ある飛行機)が止まっているのですが、これはなんと「魔宮で発掘中のインディ・ジョーンズ博士が乗ってきた」もの。ロストリバーデルタには「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮」がありますから、そこからインディ博士が飛んできたというわけです。

さて、そのインディ博士が乗ってきた複葉機、よく見てみると「C-3PO」と書かれています。「C-3PO」というと、ジョージ・ルーカスの映画であり「スター・ウォーズ」にシリーズを通して登場する人型ドロイドを連想しますよね。実はその通りで、あの真面目でお茶目な人型ドロイドの名前からとっているのです。

しかも、「インディ・ジョーンズ」と「スター・ウォーズ」の関係性は、これだけではありません。

映画「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」冒頭でインディ博士が乗っていた複葉機には「OB-CPO」と書かれており、これは「スター・ウォーズ」のキャラクター「オビ=ワン・ケノービ」のもじりになっているのです。

これは「インディ・ジョーンズ」と「スター・ウォーズ」、どちらとも原作者が「ジョージ・ルーカス」だという共通点からきているのですが、こんなところにもユーモアな演出をするとは、さすがはディズニーですね。

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