【tdr1656】目の不自由なゲストのために用意されている「スケールモデル」とは

夢の国、東京ディズニーリゾートでは健常者だけではなく、障害を持つ方も楽しむことが出来るよう、随所に工夫がこらされています。

その一つに「スケールモデル」というものがあります。

これは、“手で触って形を認識するため”のもので、パーク内の至る所で確認することが出来ます。

例えば、東京ディズニーランドの総合情報サービス施設“メインストリート・ハウス”。

ここのカウンター奥にはディズニーキャラクターのスケールモデルが設置されています。

一見するとただの“モノクロのフィギュア”ですが、目の不自由なゲストがキャラクターを認知するために使われており、ボタンを押すことで該当キャラクターの声を聞くことも出来るようになっています。

このメインストリートハウスには他にも“触地図”という、凹凸のあるマップや各アトラクションのライドのスケールモデルも用意されており、目の不自由なゲストが認識しやすいよう配慮されています。

「誰もが楽しめるエンターテイメントを・・・」、ウォルト・ディズニーの理念が生んだ素晴らしい取り組みですね。

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