【tdr0187】遊びきれない夏の東京ディズニーリゾートを最大限楽しむ8つの方法
夏休みに長期休暇があるので、家族全員でディズニーリゾートに長期滞在するという方。「どうせ長期滞在するなら、混雑するのが判りきっている夏休みを避けたほうがいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。最初から夏休み時期を避けてディズニーリゾートへ行くという人も多いことでしょう。
真夏のディズニーリゾートは非常に暑いですから、暑さ対策がたいへん。全国の子どもたちが夏休みなので混雑する上、当然、アトラクションの待ち時間も通常より長くなります。
しかし、なんといっても楽しいし、夏休みの思い出が作れるし、ミッキーマウスにも会える。1日中遊んでも遊びきれないという大きなメリットもあるのです。
何日滞在しても楽しみがつきない、真夏のディズニーリゾートでの遊び方、注意点をご紹介します。
1.夏休み中は毎日が混雑日。いつ遊びに行くか
ディズニーリゾートには、全国から夏休み時期の子ども連れが集まってきますから、毎日が混雑日です。
その中でも特に混雑が予想されるのは「8月13~18日」。このころはお盆で、大人も休みを取りやすいためです。それに次いで意外と混雑するのが「夏休み終盤」。「夏休み最後の思い出作り」を思い立ったり、「このころなら空いているだろう」と考える人が多いようです。
ですから、お盆や夏休み終盤を避けた「7月後半から8月前半までの平日」のほうが、人が少ないように思えます。
2.真夏のディズニーリゾートはとにかく暑い!対策はしっかりと
ディズニーリゾートの地面はコンクリートですから、非常に高温になります。陽射しの照り返しが強い上、アトラクションを日陰で待つことは少なく、日傘や日焼け止め、水分補給などは周到に準備しなければなりません。それでも対策が追いつかないようで、夏は毎年、熱中症で倒れる人が出てしまいます。担架で運ばれたり、救急車を呼ばれたりしている人もよく見かけます。
帽子、日傘、サングラスは必須、ペットボトルや水筒などは持参した方が良いと思います。パーク内でもペットボトル飲料は販売していますし、いつでも塩分や水分を取れるようにしておいて、少しでも体調がおかしいと感じたら、キャストに声をかけてください。
忘れがちなのは「ゲリラ豪雨対策」。それまで雲一つない晴天でも、夕方急に黒い雲が出てきて、雷が鳴ったり、大雨が降ったりします。降りたたみ傘や雨具を持ち歩くと安心です。
3.涼しいアトラクションを選ぶ
暑い中でガマンして、熱中症の心配をしながら過ごすより、空調の効いた屋内アトラクションを選んだり、建物内で食事やショッピングを楽しむほうが良い場合も。
プライオリティーシーティングを利用して、レストランを予約しておくのがおすすめです。外の暑さを忘れて、ショーを見ながらのんびり食事できるレストランもあります。
どうしても屋外アトラクションに乗りたい場合は、涼しい朝のうちにファストパスを発券して待ち時間を少なくするか、夕方涼しくなるのを待って楽しむ方が、体調を崩す心配もなく、楽しく過ごせるかもしれません。
4.待ち時間の少ないアトラクションを選ぶ
夏休みのディズニーリゾートは、人気アトラクションを中心に長時間待つことは避けられない状態となり、中には300分待ちのアトラクションも・・・。そこで、効率よくアトラクションを回るためにも、スマホなどでリアルタイムの待ち時間を確認することをおすすめします。
さらに、どうしても乗りたい人気アトラクションがある場合はともかく、別の方法もあります。
アトラクションは大きく分けて2種類。ファストパスの発券をしているアトラクションと、していないアトラクションです。発券を行っているのは「特別に人気の高いアトラクションだけ」。そういったアトラクションは、夏休みの混雑時期だと、ファストパスを利用したとしても60分から180分待ちとなります。
ところが、夏の混雑時期であっても「ファストパスの発券がないアトラクションは、5分から10分待ち」なのです。人気のアトラクションに人が集中するせいか、通常より空いていることもあります。
ファストパスを発券対象の人気のアトラクションを1つ乗る間に、5分待ちのアトラクションを全部乗ることができるかもしれません。
5.おみやげの購入は早めにすませておく
ディズニーリゾートに来たからには、ご近所や親戚、職場へのおみやげが欠かせません。
ですが、初めてディズニーリゾートに来た人のほとんどが、一日中遊んで、帰る間際になってからおみやげを買い求めに行くようです。こういった人の混雑は、毎日20時半くらいから始まりますから、ショップが最も混むのは、夜のショーが終わり、花火が終わった直後の時間帯。ショップ内は人で埋め尽くされ、特に大きなショップ、出口に近いショップは非常に混雑します。
人が多すぎて身動きできないくらいになったり、ゆっくり商品を見たり選んだりできませんから、適当に買い物するしかありません。誰かから頼まれたグッズを探す余裕もなくなります。もちろんレジには長蛇の列ができて、帰り際で疲れている時に、長時間立ちっぱなしで順番を待たなければなりません。
この時間に買い物に来る人は、口々に「先におみやげの買い物を済ませておけばよかった」と後悔することが多いようです。
ディズニーリゾートでショップがすいているのは、朝の時間帯。このころゲストはアトラクションに乗ったり、レストランで食事をしたり、パレードの場所を取ったりして忙しい時間帯。先にショッピングをすませるゲストは少数派です。おみやげはお店が空いている早い時間帯に、効率よく買っておき、コインロッカーに預けておく事をおすすめします。
店によって取扱商品が違いますから、別の店に行ったとき、同じものが買えるとは限りません。どうしても買いたいものは、公式サイトで販売場所をチェックしておくか、見つけたその場で買っておいたほうがよいと思います。
6.夏はレストランも大混雑
夏休み時期の混雑時に混むのは、アトラクションだけではありません。レストランも60分待ちになります。
そんな時は、お目当てのレストランメニューがある場合はともかく、いったんディズニーリゾートの外へ出て、パーク周辺のレストランで食事を済ませるという方法があります。ディズニーリゾートは再入園が可能なので、何度でもパーク外へ出られるのです。パークの周辺にはディズニーホテル、オフィシャルホテルがあり、こちらのホテルのレストランは、もちろん宿泊者でなくても利用できます。
また、JR舞浜駅、イクスピアリも近くにあります。イクスピアリは、フードコーナー、レストランでいっぱい。食事の選択肢がたくさんあります。早く安く手軽に済ませたい方は、コンビニでお弁当を買って戻って、ピクニックエリアで食べることもできます。
また、夏休み時期に限らず、お目当てのレストランがパーク内にある場合は、プライオリティーシーティングなどを利用し、予約してのご利用をお勧めします。
7.「夏5ウイークデーパスポート」の利用が便利
夏休みのディズニーリゾートは「夏5ウイークデーパスポート」の利用が便利。
7月から8月にかけて販売され、平日5時からの涼しい時間帯に入園できるお得なパスポートです。
東京ディズニーランドの「ワンス・アポン・ア・タイム」「エレクトリカルパレード・ドリームライツ」東京ディズニーシーの「ファンタズミック!」など、夜の涼しい時間帯をゆったり過ごすための平日のみのパスポートです。夜のディズニーリゾートで、ゆったりくつろぎたい人、夜のパレードやショーが見たい方におすすめです。
日中がどんなに暑くても、この時間には涼しく過ごしやすくなっています。
8.真夏のディズニーリゾートは、なんといっても「水のパフォーマンス」が魅力的!
夏のディズニーリゾートの楽しみといえば、激しい水しぶきが飛び交う水関連のショー。年々スケールが大きくなり、パフォーマンスも派手になっています。
2014年の夏は、スペシャルイベントとして東京ディズニーランドで「ディズニー夏祭り」、東京ディズニーシーでは「ディズニーサマーフェスティバル」が開催されました。
どれくらい水に濡れてしまうかは、鑑賞する場所によります。公式サイトのマップに案内が載っていますから、それで確認して、濡れたくない場合はレインコートなどを着用してください。雨傘での鑑賞は危ないので、使用禁止となっています。スマホなど、水が苦手な持ち物にも注意してください。
ミッキーたちキャラクターがバケツやホース、他にもあらゆる道具を使って、まったく遠慮なしに水をかけてくるので、ずぶ濡れというより、プールに入った後のようになります。
でも、子どものうちならともかく、大人になってからだと、こんなにおもいきり水浴びする機会はなかなかありません。これを体験しないのはもったいない。一度やるとクセになるどころか、ヤミツキになります。それだけでも夏のディズニーリゾートに行く価値があるかもしれません。
それに、ずぶぬれになるといっても、あまり心配いりません。真夏で気温が高く、からりとした晴天の日だと、ずぶ濡れでも意外と早く乾きます。濡れて風に吹かれるので涼しくなりますし、日常ではできない体験なのでおすすめします。
ただ、しっかり消毒された水を使っているので、そのまま乾かすと、服などにプールの水のような塩素のにおいが残る上、ベタベタします。着替えなどを用意しないと、そのままで過ごすことになります。また、天気の悪い日や夕方は乾きにくいので、いくら夏といっても風邪を引いてしまいます。バスタオルなどを用意して、早く乾かすようにしましょう。
以上、8つの方法で真夏のディズニーリゾートを満喫してみてはいかがでしょうか。家族にとっても思い出深いディズニーリゾート体験になると思います。