【tdr1536】歴代2位の総工費「カリブの海賊」はTDL総建設費の約10%も割いていた!
1983年4月15日、東京ディズニーランドと同時にオープンした「カリブの海賊」
いわば、ローンチ(開始)アトラクションだったわけですが、その総工費は東京ディズニーランドの総建設費中、約10%も割かれていました。
1983年当時、東京ディズニーランドにかかった総建設費は約1,584億円。そして、カリブの海賊にかかった総工費は・・・約160億円。
沢山のアトラクションや施設を建設するための費用のうち、カリブの海賊一つに10%もかけていたのです。
カリブの海賊にはウォルトの拘りを活かした設備と、たくさんのオーディオアニマトロニクスが使用されていますから、そういった点でも費用がかさんだのでしょう。
因みにカリブの海賊の総工費は東京ディズニーランド・シーの中でも2位を誇る高さとなっています。
1位:【TDS】タワー・オブ・テラー 約210億円 (2006年当時)
2位:【TDL】カリブの海賊 約160億円 (1983年当時)
3位:【TDL】スター・ツアーズ 約140億円 (1989年当時)
3位:【TDS】トイ・ストーリー・マニア! 約140億円 (2010年当時)
5位:【TDL】プーさんのハ二ーハント 約110億円 (2000年当時)
1位は東京ディズニーシーの「タワー・オブ・テラー」で、その差は約50億円。
※しかし、1983年時の160億円は2000年代と価値が違い、初任給の観点で考えると約1.5倍の差があるため、実際にはカリブの海賊の方が高い、とも考えられます。
どちらにしろ、東京ディズニーランドでは今なお総工費1位のカリブの海賊。
その魅力が30年以上経っても衰えないのは、拘りに拘ってお金をかけたからかも・・・?しれませんね。