【tdr1094】カントリーベアのヘンリーの声、その意外な正体とは
東京ディズニーランドのウエスタンランドにあるショー型アトラクション「カントリーベア・シアター」
18頭のクマ達が結成した「カントリーベア・バンド」の愉快な演奏・動きは見ているだけで和みますね。
さて、そんな「カントリーベア・バンド」のリーダー兼作曲家といえば・・・アトラクションの入口上にもいるシルクハットを被ったクマ「ヘンリー」
劇場と劇団を創設した祖父「ヘンリー・エドワード一世」から三代目を継ぐ、楽団のまとめ役ですが、彼の声を当てている人物が誰だかご存知でしょうか?
ヘンリーの声をあてている人物とは・・・「宝田明」さん。
日本映画黄金期と言われる昭和30年代の東宝を代表する二枚目スターとして活躍し、初主演作が初代「ゴジラ」でも知られる日本の映画俳優です。
実は宝田さんは映画俳優の傍らナレーションや声優の仕事もこなしており、ディズニー関係の仕事ではカントリーベアのヘンリーの他に、もう一人声を当てているキャラクターがいます。
そのキャラクターとは、なんと映画「アラジン」の悪役「ジャファー」
禍々しい雰囲気漂う、ディズニー作品でもなかなかの悪役たる「ジャファー」の声と「ヘンリー」の声が、まさか同じだなんて・・・思いませんよね。
ましてや、その声を当てている人物が宝田さんだなんて、ゴジラファンの方でもすぐには気づかないでしょう。
ヘンリーとジャファーの声を聴き比べれば、キャラクターに合わせて声を変えて演技するプロの仕事ぶりがよく解りますね。