【tdr1075】蒸気船マークトウェイン号にはアレがない!?
東京ディズニーランドの“水上の宮殿”こと「蒸気船マークトウェイン号」
定員475人を一度に乗せられる4層構造の蒸気船は、1983年から現在(2016年時点)に至るまで多くのゲストを乗せ、アメリカ河を運航してきました。
さて、レールでコントロールされているとはいえ、実際、船舶法に則って旅客船として登録されており、本物の船と変わりない「蒸気船マークトウェイン号」では船に必要な“あるもの”を積んでいません。
その“あるもの”とは・・・救命ボート。
実はアメリカ河には救命ボートの代わりとなる「トムソーヤ島いかだ」が存在しているため、積む必要がないのです。
「トムソーヤ島いかだ」は一枚で55名ものゲストを乗せられる上、アトラクションとしてしっかりとした造りになっているため、下手な救命ボートよりも安全かつ早急に救助することが出来ます。
だからこそ、いざというときの救出用として考えられているわけです。
既存のアトラクションを救命ボートとして利用するとは、なかなか無い発想・・・ですが、救助が必要になるような事故は無いに限りますね。