【tdr0675】「ビーバーブラザーズのカヌー探検」で使用されるパドルの秘密
東京ディズニーランドのアクティビティー型アトラクション「ビーバーブラザーズのカヌー探険」
カヌーは16人乗りのカヌーで、約700mある環状の「アメリカ河」をキャストとゲストが協力して一周する、開園当時から人気のアトラクション。対象年齢は「3歳以上から」ということで、子供も一緒に乗って漕ぐことが可能になっています。
さて、カヌーといえば必要不可欠なのが「パドル」ですよね。
このパドルを操って、カヌーを行きたい方向へと進めるわけですが、実はこのパドルには言われないと気付かない「ちょっとした工夫」が凝らされています。
その工夫というのが「長さ」
なんと、キャスト用とゲスト用、子供用とで長さが違うのです。
ゲストが使用するパドルの長さは1.2mで、子供用は0.9m。
そして、船首に位置するキャストのパドルは1.5mあり、船尾に位置するキャストのパドルは1.6mもあるのです。たかだか30~40cmの違いと思うかもしれませんが、これが大きな違いになります。
カヌーを目的の方向に進めるというのは意外と難しいことで、初心者ともなればパドルを扱うのも大変なこと。
そこでカヌーに慣れたキャストが活躍するのですが、ゲストと比べればキャストは少数なため、パドルの長さをゲストよりも長くし、キャストがリードできるようにしているのです。
とはいえ、多くのゲストが乗ったカヌーをリードするのはとても大変そうですよね。熟練したキャストとはいえ、簡単なことではないと思います。
ゲストのために頑張ってくれるキャストたちに感謝ですね。