【tdr0333】スプラッシュ・マウンテンの水量は変わる?

1992年10月1日、東京ディズニーランドにクリッターカントリーと同時にオープンした「スプラッシュ・マウンテン」

丸太型のボートに乗り込み、水路を進んで「南部の唄」の物語を体験する内容になっており、オープン当時のCMキャッチコピー「スリルに飛び込め」の言葉通り、急斜面を計4回落下するスリリングなアトラクションになっています。

また、東京ディズニーランド唯一の「水がかかるアトラクション」で、ディズニーパークの中でも高い人気を誇っています。

さて、この「水がかかるアトラクション」、夏と冬とで違いがあることをご存知でしたか?

なんと急降下して着水する際の水しぶきの量が違うのです。

その理由は夏と冬の気候の違いにありました。

当然のことですが、夏は暑く、冬は寒いですよね。

夏であれば水を多少かぶっても涼しく感じますし、暑さから服も乾きやすいですが、冬は乾くどころか、外気で冷えて風邪をひいてしまいます。そのため、急降下する際の角度を調整し、水量が夏は多めに、冬は少なめになるように設定されているのです。

ちなみに、東京ディズニーランド以外にある「スプラッシュ・マウンテン」では、東京よりも平均気温が高く、湿度も低いため、水量が東京よりも多く設定されています。

その土地の気候をきちんと考慮する、当たり前のことかもしれませんが、こうしたことが行き届いているからこそ一流テーマパークであり続けられるのでしょうね。

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