【tdr0151】東京ディズニーランドの「ビッグ・サンダーマウンテン」のモデルとは?

ゴールドラッシュの過ぎた1880年代、廃鉱で暴走する鉱山列車をモチーフにしたローラーコースター型アトラクションといえば「ビッグサンダー・マウンテン」

ウエスタンランドに総工費(当時の価格で)約80億をかけて建設され、1987年7月4日にオープン。以来、不動の人気を博し、クリッターカントリーの「スプラッシュ・マウンテン」、トゥモローランドの「スペース・マウンテン」と合わせて「3大マウンテン」とも呼ばれている東京ディズニーランド屈指のアトラクションです。

モチーフは「ゴールドラッシュ以降の1880年代の鉱山列車」

モデルは1962年のアメリカ映画「西部開拓史」(西部開拓時代の1839~1889年までの50年間を開拓一家の視点から描いた叙事詩映画)。西部劇、赤い大地、開拓背景・・・「ビッグサンダー・マウンテン」を見ていると、これらの要素が詰まっていることがよく解りますよね。

時代や、その背景に関しては上記通りなのですが、では「外観」は何をモデルにしたのでしょうか?

それはアメリカ合衆国アリゾナ州のセドナにある「サンダーマウンテン」

名前がそのまんまですね。

それにしてもなぜ、その山を選ぶことになったのか・・・理由はとても簡単で、ウォルト・ディズニーがセドナに別荘を持っていたからです。その別荘で過ごしているときに広大な大地にそびえる「サンダーマウンテン」の姿を見て、大きな感動を受けたと言われています。

因みに東京ディズニーランドの「サンダーマウンテン」の最高速度は40km/h。

そこそこ早く感じるかと思いますが、アナハイムのディズニーランドやマジック・キングダム、ディズニーランド・パリの「ビッグサンダー・マウンテン」と比べると実は一番遅いということをご存知でしたか?

また、雨天時に減速・停止、発進時の推進・加速、到着時の減速を確実に行うために、リニアモーターが使用されており、他パークと比べるとかなり「安全を重視」しています。

関連記事

ページ上部へ戻る