【tdr1160】ダッフィーに補充用の大きなバッグが存在する理由

東京ディズニーシーのマスコットキャラクターとして絶大な人気を集めている「ダッフィー」

ご存知、ふわふわっとした可愛らしいくまのぬいぐるみで、ミニーマウスがミッキーマウスのために作り、航海の旅に出るミッキーのダッフルバッグに入っていたことから「ダッフィー」と名付けられました。

そんな見ているだけで癒されるダッフィーはショップに並べば、すぐさま売れて棚に隙間を作ってしまいます。

そのため、キャストはこまめにダッフィーを補充するのですが・・・

このときキャストが持ってくるのは籠ではなく、ダッフィーの詰まった大きなバッグ。

実はダッフィーには専用の大きな補充用バッグが存在し、そこに入れられて棚への補充が行われるのです。

まるでダッフィーのバックストーリーを連想してしまいますが、初めから大きなバッグが使用されていたわけではなく、他の商品同様、ダッフィーも籠に入れられて補充されていました。

しかし、その光景を見たゲストの一人が「ダッフィーが可哀相」と発言。

それを耳にした商品販売部の石和さおりさんは、組織・立場関係なくふと思いついたアイデアを提案し、実現する制度「I have アイデア」のもと、「籠や袋で運ぶのは味気ない。そこで名前の由来となった専用のバッグに入れてみてはどうでしょう?」と提案し、専用バッグの実現へと至りました。

その結果、「可哀相」という声は聞こえなくなり、「ミニーちゃんの工場からきたのかな?」と自分の子供へ話すゲストの姿や、補充の道を笑顔であけてくれるゲストが増えたそうです。

せっかく生まれたキャラクターが籠に入れられていては確かに不憫ですよね。ましてや元々ぬいぐるみだったというバックストーリーですから、尚のことでしょう。

ダッフィーならではのエピソード、と言える夢の国らしい話ですね。

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