【tdr1787】超細かい!プロメテウス火山周辺の溶岩跡

ディズニーシーのシンボル「プロメテウス火山」

その周辺にはプロメテウス火山から流れ出た溶岩が形成する六角の岩石柱があり、リアルで壮大な世界観を形成しています。

ポートディスカバリーからメディテレーニアンハーバーへ抜ける火山沿いの道からは、見事な六角柱が連なっている様子が見られ、非日常の風景を見せてくれます。

さて、この六角柱をじっくりと気にして見る人はあまりいないかと思うのですが、これは【柱状節理】と呼ばれる地質状の現象によって出来たもの。

【柱状節理】とは、溶岩などの流動体が冷却したときに表面が固化して出来る五角形や六角形など“規則性のある割れ目”と、そのひび割れた表面から内部に向かって固化がはじまり、地表から直角に付き出すような形の岩石柱を意味します。

つまり、火山沿いの道上に見られる六角のひび割れも、周囲の六角柱も全て、溶岩が冷えてつくられた【柱状節理】なのです。

火山沿いの道上にある模様のような六角形のひび割れも、この柱状節理によるもの。

つまり、この六角形の模様がある箇所まで溶岩が流れてきていた、ということになります。

また、火山沿いの道から海側へ下りる階段の脇には、道や階段を作るために切断された石柱が山積みになっており、環境を整えていった様を覗い知ることが出来ます。

こうしたリアルな演出はディズニーシーらしい一面ですね。

つくりもの、偽物感を出さないために徹底されたリアルな表現とリアルな演出。

こうした細かなこだわりが、リピーターを作り、ゲストを非日常へと誘うのでしょう。

関連記事

ページ上部へ戻る