【tdr1746】「リバティ・ランディング・ダイナー」傍にある小さな給油所

アメリカンウォーターフロントの波止場にあるフードワゴン「リバティ・ランディング・ダイナー」のすぐ隣に、赤いタンクを乗せた小さな小屋があります。

一見すると何て事のない小屋ですし、隣がお店ということもあって給水タンクのようにも見えてしまいますが・・・実はこれ“小型船舶の給油所”で、上のタンクには燃料が入っている(ということになっている)のです。

その証拠に、小屋には「MARINE FUEL SERVICE(海上燃料サービス)」とあり、タンクからのホースが海へと伸び、杭のようなものに留められています。

ちなみに小屋に貼られたプレートには・・・

CAUTION(注意)
IF A LEAK IS DETECTED:(漏れが見つかった場合)
1 Extinguish Your Cigarette,Cigar Or Pipe.(煙草、葉巻、パイプを消す)
2 Turn Off Pump.(ポンプの電源を切る)
3 Report Leak Immediately To Main Office.(本社にすぐ漏れを報告)

“We keep your pump going,so the fuel stays a flowing!”(我々はポンプを動かし燃料を流します)
Fuel Fittings Maintenance Service 218 Fulton St.
(燃料器具メンテナンスサービス フルトン通り218番地)
THE KINGS OF PUMP MAINTENANCE AND REPAIR
(ポンプメンテナンスと修理の王)

とあり、燃料漏れがあった際の注意点が明記されています。

引火を防ぐ意味で煙草等を消すように書いてあるのが、リアリティーありますよね。

さて、余談ですが、このプレートの左下には小さな文字で「ASUMTH SIGN COMPANY. DELANCY STREET」と書いてあります。

実はこれ、このプレートを作った看板会社とその住所。

実際にこの住所の場所(マクダックスデパートメントストアの裏側)には、「ASUMTH SIGN COMPANY(アスモスサインカンパニー)」という小さな看板屋が存在します。

もはや、「だからなんだ」というほど細か過ぎる演出ですが、こうした細かなところにまでこだわりを持って作るからこそ、何度いっても飽きない夢の国が出来上がるのでしょうね。

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