【tdr1738】レトロな街に佇む、実際に使われていた蓄音機たち

細かい設定に徹底した演出で、夢の国を構築する東京ディズニーリゾート。

特に東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントは、時代設定に合わせた演出やプロップスなどを沢山見ることが出来ます。

今回はその一つをご紹介。

それがあるのはマクダックスデパートメントストアの一部となっている「H.P.Melman`s Tower of Talent」というビルの1階。

ここに「TOOTIES MUSIC STORE」というショップがあり、ショーウインドウに数台の蓄音機が置かれています。

実はこれ、どれも実際に使われていた蓄音機。

中には“蓄音機と犬”のイラストロゴでお馴染みの「ビクタートーキングマシン」の蓄音機も。

「ビクタートーキングマシン」は1901年から1929年まで存在したアメリカのレコード会社。アメリカンウォーターフロントは1912年の時代設定ですから、ピッタリ合致しています。

そして、中央に置かれた蓄音機「エジソン・ホーム・フォノグラフ」は家庭用に発売されたもので、これは1902年に発売された「モデルA」タイプかと思われます。

そして、エジソンの蓄音機手前に並べられている青い円筒形のものは「エジソンブルーアンバーロールレコード」というシリンダーレコードと(録音媒体)。

1912年から1924年まで製造されていたもので、これまたアメリカンウォーターフロントの時代に合致しています。

夢の国なのに、リアルな街が再現されているアメリカンウォーターフロント。

この街には他にもたくさんの“実際に使われていた代物”がディスプレイされているので、散策ついでに見て回ってはいかがでしょうか。

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