【tdr1645】意外と知らない?「S.S.コロンビア号」の設定

東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントにたたずむ豪華客船「S.S.コロンビア号」

シーに行ったなら誰もが一度は目にしているであろうシンボリックな建物ですが、ただただインパクトだけの存在ではありません。

ちゃんと設定やバックグラウンドストーリーが事細かに用意されています。

処女航海に出かける設定
S.S.コロンビア号(以下コロンビア号)は、1911年4月15日に進水式を行い、1912年3月20日に処女航海を迎えた設定になっており、パークではまさに“処女航海に出ようとしているコロンビア号を祝っている最中・・・ということになっています。

つまり、1912年3月20日よりも前の日なのです。

経営しているのは「タワー・オブ・テラー」と関係がある人物
コロンビア号の運航社は“U.S.スチーム・シップ社”で、社長は“コーネリアス・エンディコット三世”。

コーネリアスは、あの「タワー・オブ・テラー」のオーナー“ハイタワー三世”との間に長年確執があり、いわば犬猿の仲。

コロンビア号には姉妹船がある
コロンビア号には「S.S.フーサトニック号」と「S.S.モノンガヒラ号」という姉妹船があります。

どちらも出航中(という設定)のため、パークには停泊していません。

ちなみに、フーサトニック号はポルトガルのリスボンへ向かっており、戻るのは3週間後。モノンガヒラ号は今週木曜にニューヨークに帰ってくる・・・という設定になっています。

コロンビア号の先輩船のプロペラ
コロンビア号や他姉妹船の他にも、U.S.スチーム・シップ社によって建造された船がありました。

その名も“S.S.ガルガンチュア号”

世界最大の遠洋定期船でしたが、1988年の冬にサンディフック沖で沈没してしまいました。(という設定です)

その沈没したガルガンチュア号の“唯一の遺品”として飾られているのがホレイショースクエアにあるスクリューというわけです。

特に注目されるわけでもない設定ですが、ここまで細かく時代背景や人物の繋がりを構築しているとは・・・さすがディズニーですよね。

掘り下げれば掘り下げるほど関心が出てくるというものです。だからこそ、ディズニーにハマるゲストが多いのでしょうね。

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