【tdr0567】東京ディズニーリゾートは○○の数が少ない?
東京ディズニーリゾートでは、ゲストに心の底から楽しんでもらうため、現実世界を忘れさせる配慮がなされています。
東京ディズニーリゾートは夢の国の空間であって、現実とは別の世界。
そうした演出を徹底することで、現実を忘れて心の底から楽しめるようにしているのです。
そのために、現実世界を連想させるようなものはなるだけ排除し、パーク内から外の世界が見えないように設計されています。
例えば、姿を映し出す鏡もそのひとつ。
鏡に映った「見慣れている自分」を見ることで、現実を思い出させてしまうとし、その数を極力減らしています。
そして、鏡と共に日常生活と切っても切れない「あるもの」もまた、数を抑制されているのですが・・・一体何だと思いますか?
答えは「時計」
生活するうえで時間を指し示す時計は必要不可欠なもの。
何時に起きて、何時に家を出て、何時に帰宅をして・・・と日に数回は時計を見ますよね。
パレード・ショーの時間確認や待ち合わせなど、個々の都合から意識して時間を確認したい人もいるでしょう。
そういった「意識して時計を見る」のは仕方ありませんが、ふと視界に時計が入り込み、時間を意識して欲しくないため、時計の数を減らしているのです。
これも「時間を忘れて楽しんでほしい」というディズニー側の演出といえますね。