【tdr0318】進化するオーディオアニマトロニクスの動きと技術
動物や人形の動作が音声と同調するようコンピュータ制御されている「オーディオアニマトロニクス」
ウォルト・ディズニー・イマジニアリングにより開発されたロボットで、1963年アナハイムのディズニーランドにある「魅惑のチキルーム」で初公開されました。これにより鳥や花たちが音楽に合わせて歌って踊るショーを眺めるアトラクションが成立、様々なアトラクションに用いられるようになりました。
1983年にオープンした東京ディズニーランドの「イッツ・ア・スモールワールド」では約300体の小さなフィギュアの他、250体のオーディオアニマトロニクスによる動物が配置されています。
そして、2007年にリニューアルオープンした東京ディズニーシーの「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」
「イッツ・ア・スモールワールド」同様のボートライドタイプで、約10分かけてシンドバッドの航海を体験するアトラクションですが、ここにもふんだんにオーディオアニマトロニクスが配置されています。
その数は東京ディズニーシーで一番。
しかも、オーディオアニマトロニクスの動きがとても滑らかなのです。
それもそのはず、オーディオアニマトロニクスが初公開されてから40年以上経ちましたから、その技術が向上していてもおかしくはありませんね。
「イッツ・ア・スモールワールド」におけるオーディオアニマトロニクスと動きを比べても、20年以上の技術差が出ていることがよく解ります。
立ち留まらず、常に進化していくディズニーパーク。これから先の変化が楽しみですね。