【tdr1039】東京ディズニーランドオープン当初のゲストは消極的だった?

1983年4月15日にオープンし、2013年には30周年を迎えた東京ディズニーランド。

長い歴史を積み重ねることで、今ではお決まりのエンターテイメントスポットとなり、家族や友達同士、恋人同士で楽しむ夢の国として定着しています。

夢の国だからこそ、ハメを外してキャラクターグッズを身につけたり、グリーティングで一緒に写真を撮ったり、その様子をSNSにあげたり、といった様子が良く見られますが、オープン当初はそこまで“ハメを外す人”はいませんでした。

そう語るのは東京ディズニーランド開園時から務めるベテランキャスト、牧島知子さん。キャスト歴は(2011年時点で)28年にもなる大ベテランがオープン当初のゲストについて振り返ると、その様子は今と違ってシャイだったと言います。

今では「写真を撮りますか?」と声をかければ「お願いします」と言う、あるいは「写真を撮ってくれますか?」と率先して声をかけられるのが当たり前の風景ですが、オープン当初は違い、声をかけても「いえいえ、結構です」と断る方が多かったのだそうです。

また、今では率先してパレードの場所取りをする人がいますが、昔はパレードすら“ながら見”をするぐらいで、あまり積極的ではありませんでした。

どれも遠慮がちでシャイな日本人ならではのエピソードといえますが、これもひとえに東京ディズニーランドに馴染みが無かったからこそ起きた現象といえるでしょう。今では心から楽しめる人も増え、まさに夢の国を体現するほどに浸透した東京ディズニーランド。

これからも人々から愛され続ける存在であってほしいですね。

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