【tdr0747】ディズニーランド開園前にキャストたちが作り上げた“あるもの”とは
今では当たり前のように存在している東京ディズニーランド。
海を埋め立てて完成した夢の国がオープンしたのは1983年4月15日。以来、多くのゲストを楽しませ、子供たちに夢と希望を振りまいてきました。
東京ディズニーランドが日本に上陸し、かつ建設に取り掛かるまでには多くの困難がありました。
米ディズニー社との交渉は思うように進まず、建設地では海を埋め立てることに反対する住民・漁師との交渉が続いたからです。
1974年12月に米ディズニー社と業務提携の基本合意を得てから、開園に至るには8年もの歳月を要しました。
そうして、どうにか建設にこぎつけ、開園を1年後に迎えた日のこと。
当時、まだ更地だったメインエントランスにオープンキャストとして研修中だったキャストたちが集まり、あるものを完成させました。
そのあるものとは・・・「人文字」
記念すべきスタートに向けて、キャストたちだけで「Tokyo Disneyland」という人文字を作ったのです。
人文字は、今でいう「ミッキー花壇」のある場所あたりに作られ、その様子が空撮されました。キャストたちの後ろには、未完成のワールドバザールの姿があり、時の流れを感じさせる一枚となっています。
それから30年以上が経った今でも、万人に愛されている東京ディズニーランド。
今後どのような姿になっていくのか、楽しみですね。