【tdr0454】キャストは身だしなみが大切!

東京ディズニーリゾートで働くキャストには「ディズニールック」という身だしなみの規定があります。

正社員であろうと、学生アルバイトであろうと、関係なく、キャストとして働くには、この規定内の範疇で身だしなみを整えなければなりません。

例えば髪の毛。

色は日本ヘアカラー協会が示すレベルスケール6まで。いわゆる、ナチュラルダークブラウン程度。

そして男性は目、耳、襟にかからない長さでなければいけません。アシンメトリーやロングヘアー、無造作ヘアーはNG。揉み上げも耳の下までが許容範囲で、それ以上は綺麗に剃り落とす決まりです。

女性は頭を下げても、風が吹いても顔にかからないように留めなければいけません。

無造作ヘアー、お団子頭などの高い位置でまとめたヘアスタイルはNG。後れ毛(まとめきれないほど短い毛など)もNG。そしてド派手なメイクもやはりNG。

爪は男性の場合、指先からはみ出してはダメで、女性はネイルの都合上3mmまではみだしてもいいのですが、色は肌に近いシンプルなもののみ。

そして、眼鏡にも規定があり、シンプルなフレームでなければアウト。おしゃれで個性的なメガネしかない場合は買い直しになりますね。

以上、簡単に抜粋しただけでもこれだけの規定があるのです。これも清潔感と信頼感、統一感を維持するためですから仕方ありませんね。

しかし、この「ディズニールック」、一体誰がチェックしているのか、気になりませんか?学校であれば生徒指導の先生、飲食店などなら店長と、必ず身だしなみをチェックする係がいるものです。

当然、東京ディズニーリゾートにもチェック担当者がいます。

その担当者とは「アピアランス・コーディネーター」

直訳すれば「容姿調整人」といったところでしょうか。この役目を担った人たちが数多くいるキャスト達の身だしなみをチェックしているのです。

もし、このチェックに引っかかった場合、「アピアランス・コーディネーター」の決定で表に出さないようにすることができます。

ゲストも規定から逸脱した、不誠実そうなキャストを見たくはありませんからね。

こういった努力があるからこそ、我々ゲストは気持ちよく楽しむことができるというわけです。

関連記事

ページ上部へ戻る