【tdr0337】日本はアメリカよりも写真撮影に積極的?
東京ディズニーリゾートに遊びに行ったら、記念写真は撮影しておきたいですよね。
そして、いざ写真を撮ろうとカメラあるいは携帯電話を手にすると、キャストに「撮影しましょうか」などと声を掛けられた・・・なんて経験はありませんか?
東京ディズニーリゾートでは写真撮影でゲストが困っていないか、ゲストの様子を見ており、積極的に声をかけるようにしています。
これにより、自分から声をかけることができないゲストも安心してカメラを任せられるわけですが、実はこのサービス、本家アナハイムのディズニーランドではあまりしないそうです。
一流サービスが売りでもあるディズニーパークなのに、何故アメリカでは消極的なのでしょうか?
その理由は文化の違いにありました。
アメリカは「訴訟大国」とも呼ばれるほど、ちょっとしたことで訴えられる国です。訴えの中には理解しがたいものや、勝算のなさそうなものもあります。
それでも訴えるのは、慰謝料の額が比較的に大きいからでしょう。我慢できるし、なんてことのないものでも訴えて多額の慰謝料が得られるなら・・・と考える人も多いようです。
そんな国ですから、「写真とりましょうか」とカメラを受取り、もしも壊してしまったら弁償どころではありません。
多額の慰謝料を要求されてしまうでしょう。
傷ひとつでも訴えられかねません。
だからこそ、写真撮影の協力に消極的になってしまうのですね。
とはいえ、全く手伝ってくれないわけではありません。日本がアメリカに比べると積極的である、というだけの話であって、向こうでも頼めば快く手伝ってくれます。
国が違えば文化もサービスも違う・・・当たり前のことではありますが、改めて知ると驚きですね。