【tdr0245】ディズニーを愛する男性が増えてきている?
2015年7月11日で創立60周年を迎えるオリエンタルランド。経営する東京ディズニーリゾートの人気は衰えることを知らず、不景気と言われる昨今においても、多くのゲストで賑わっています。
さて、突然ですが、東京ディズニーランド及び、東京ディズニーシーを訪れるゲストの性別は男女どちらが多いと思いますか?
答えは圧倒的な差で「女性」
2004年から2013年にかけて東京ディズニーランド・東京ディズニーシーを訪れたゲストの男女比を表にしてみたところ・・・
【女性】 【男性】
2004年 75.0% 25.0%
2005年 74.7% 25.3%
2006年 72.6% 27.4%
2007年 74.1% 25.9%
2008年 71.6% 28.4%
2009年 71.1% 28.9%
2010年 71.0% 29.0%
2011年 69.0% 31.0%
2012年 69.0% 31.0%
2013年 70.2% 29.8%
以上のような結果になりました。
男性よりも女性の方が可愛いものやメルヘンなものが好きであるという現実もあって、この結果は特に驚くべきものではないように思えますよね。そして東京ディズニーランド・東京ディズニーシーの運営を支えているのは女性だということが解るわけですが、ここで男性側のデータに着目しましょう。
2007年で一度が下がるものの、少しずつ男性の比率が上がっていますよね。2004年と2009年を比べると、その差は3.9%。数字として見るととてもちっぽけなものに思えますが、これが実は侮れない数字なのです。
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの合計入園者数は年間およそ2500万人。この2500万人という数字において、「3.9%」とは約100万人ということになります。つまり、5年間で男性ゲストが100万人増えたということが、表から読み取れるわけです。そう考えると、いかに男性ゲストが増えてきているか解りますよね。
そしてついに2011年には男性の割合が30%台を超え、31.0%になりました。2013年には再び女性が盛り返していますが、30%目前の数字ということに変わりはありません。
夢の国は女性だけのものではありません。これから先、男性ゲストがもっと増えていけば、「女性ばかりで行きづらい」と感じいる男性も気軽に入園できるようになるでしょうし、入園者数も更に上がっていくことになるでしょう。