【tdr0231】開園当初の東京ディズニーランドのCMとは?

1983年4月15日にグランドオープンした東京ディズニーランド。

ディズニー社との交渉や誘致先の住民の説得など、数々の困難を乗り越えて開園したわけですが、当初の入園者数は年間約1,000万人と少なめでした。それから15年後の1998年には1745万人と増え、東京ディズニーランド・シーの2大体制となった現在では年間3129万8千人(2013年)と大きく膨れ上がりました。

これだけ入園者数が増え続けた理由には、ディズニーパーク自体の向上や充実はもちろん、様々なキャンペーンを展開させたり、様々な広告を出したりしたことが大きいのではないかと思います。

特にテレビCMの効果は絶大。

東京ディズニーリゾートのCMは誰しもが一度は見たことがあるのではないでしょうか?それだけ、東京ディズニーリゾートは開園当初から広告に力を入れてきました。

さて、開園当初のCMとは一体どのようなものだったでしょうか。

映し出される大きな鐘。そして運行する蒸気船マークトウェイン号。デッキにはミッキーマウスやミニーマウス、ドナルドダック、白雪姫など手を振るディズニーキャラクターの姿があって、まさに夢の国からやってきたかのよう。

楽しげに笑う親子にパレードで踊るミッキーマウス、子どもと触れ合うドナルドダック・・・多くのディズニーキャラクターと楽しい時間を過ごす家族の姿が印象的なCMでした。

CM中に流れていた「東京ディズニーランド♪楽しさ溢れる♪素晴らしい世界♪」と耳に残る曲も広告としては効果的で、「ディズニーランドがやってきた。夢をいっぱい乗せてきた」というナレーションはかなりキャッチーなフレーズでした。

当時このCMを見た人はきっと、ワクワク感を覚えたことでしょう。それと同時に遊びに行ってみたいと感じたに違いありません。こうした広告戦略が功を奏したからこそ、今なお東京ディズニーランドは顕在しているのでしょう。

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