【tdr0153】ディズニーリゾートの売れ残った限定商品は一体どうなるの?
バレンタイン、ハロウィン、クリスマスなどのイベントや行事、あるいは春夏秋冬に合わせた限定商品を毎年発売する東京ディズニーリゾート。毎年違った商品が並ぶからこそ、ディズニーファンを飽きさせませんし、その年のニーズに合った商品を展開することができます。
これらの限定商品は「限定」という言葉の魅力もあって、棚に並べると完売する勢いで売れていきます。
このため、パーク内には大量に在庫を用意しており、せっせと補充しては完売、また補充しては完売、といった流れを繰り返すことになります。そして販売期間が過ぎると棚から商品が撤去されるのですが、この撤去された商品がどうなるか、気になりませんか?
いくらヒット商品だとしても品切れにならないよう在庫を確保していますから、多かれ少なかれ撤去時に在庫は残ります。流石に「そのまま廃棄」されることはないでしょうが、販売期間が過ぎているため、ゲストに売ることできませんよね。
それでは一体、どうするのでしょうか?
実は、この在庫商品は「キャストショップ」にて販売されます。「キャストショップ」とはディズニーパーク内の商品を割引して購入できる、キャストのためのショップのこと。
そこで売れ残った人気商品や限定商品が、定価よりも格安の値段で購入できるのですから、「ディズニーファン」であるキャストたちが購入しないわけがありません。東京ディズニーリゾート内で働くキャストはおよそ2万人ですから、在庫を一掃することは十分可能です。
また、身内や友達へのお土産として購入する人もいるでしょうから、商品が足りないなんてこともあるでしょう。
これも「キャストの特権」、というわけですね。
なんとも羨ましい限りです。