【tdr0102】「ワンス・アポン・ア・タイム」人気が、当日券に及ぼした影響とは?
東京ディズニーランドや、東京ディズニーシーでは、入園者数が一定を越えると「当日券の販売見送り」を行うことがあります。混雑しすぎて安全性が憂慮されるとき、また、ディスニーが重視する「ホスピタリティ」に影響すると判断されたときです。
2014年6月21日(土)の東京ディズニーランドで、午前11:30に「当日券の販売が終了」となりました。午前中の段階で「販売見送り」ではなく「販売終了」、そのまま当日の販売再開がなかったというのは非常に珍しく、おそらくディズニーランド史上初めてのこと。
ポスターの掲示が急ごしらえだったり、なにしろ初めての事態ですから、現場は混乱し、大変だったようです。
当日券の販売見送りといっても、これまでは一時的なものばかり。どんなに混雑していても、ディズニーランド周辺で時間を潰していれば、夕方ごろ再び、販売再開となっていました。
この日、園内は混雑してはいましたが、土曜日の混雑としては通常の範囲でした。
それなのに当日券販売終了となった理由は、新ナイトエンターテイメント「ワンス・アポン・ア・タイム」の人気が理由のようです。「ワンス・アポン・ア・タイム」目当ての入園者は、夕方から夜にかけて園内に滞在します。
当然、スターライトパスポート(土日祝の15時以降の入園)の購入者も通常より多かったと思われます。そのため、通常の土曜日より入園者の増加することが予想され、その増加幅から、当日券販売終了を決定したのではないでしょうか。
「当日券販売終了」のときは、当日日付のチケットを持っていないと、入園できなくなります。スターライトパスポートも販売されません。「当日券販売終了」はめったにないことですが、もしそうなっても入園できるのは、次の三つのケースです。
1.東京ディズニーランドの
「メインエントランス・インフォメーション&チケットブース」。
ここのチケット購入待ちに、開園時間までに並んでいましょう。パークの開園前、つまりまだ開園してもいないうちから、当日券販売終了が決定することは、まずありません。
2.ディズニーストアや、インターネットのディズニーeチケット。
ここで、日付指定のパークチケットが購入できます。急用などで、購入した日付に行けなくなっても、有効期限内なら、200円で日付変更できますから、安心して購入してください。
ただし「売り切れ」があり、そこだけは注意が必要。ホテル宿泊プラン「バケーションパッケージ」も、日付指定のパークチケットがセットになっているため、これも活用できます。
3.2パーク共通ではない年間パスポートを購入する
2パーク共通の年間パスポートは、入園制限時には入園できません。「東京ディズニーランドのみ、東京ディズニーシーのみ」の年間パスポートは、入園制限時も入園可能です。当日券販売見送りや、販売終了があったときも、入園できるのです。