【tdr1963】「アラジン」初期原稿ではジーニーは二人いた・・・!?

ディズニー界きってのひょうきん者で、場の雰囲気をガラリと変えてくれるパワフルさを持つキャラクター・・・「ジーニー」

映画「アラジン」でお馴染みのランプの魔人で、一部の願いを除いて、どんな願いでも3つだけ叶えてくれる物語のキーマンですね。

さて、そんな夢のような存在の彼ですが、初期原稿ではジーニーは二人存在していました。

あのキャラが二人・・・と考えるとかなりごちゃごちゃしそうですが、1体何故二人いたのでしょうか。

映画「アラジン」の原案である「千夜一夜物語」の「アラジンと魔法のランプ」には、ランプをこすると出てくるランプの魔人と指輪をこすると出てくる指輪の魔人がいました。

ランプの魔人の方が能力が高く、大きい存在で、指輪の魔人はやや劣る・・・という設定で、どちらも回数制限なしに願いを叶えられる設定でした。

ディズニーではこの原案になぞって、ランプのジーニーと指輪のジーニーを考案し、初期原稿に盛り込んだというわけです。

結果的にはひとりになりましたけどね。

ちなみに願い事の数を3つに制限したのは、物語に緊張感を持たせるため。

確かに魔神が二人いて、願い事を叶えたい放題なんて設定は主人公がおいし過ぎて面白みや盛り上がりに欠けそうですもんね。

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