【tdr1948】「プリンセスと魔法のキス」不採用になったルイスの設定と名前の由来

2009年に全米公開された映画「プリンセスと魔法のキス」

「リトル・マーメイド」や「アラジン」の監督、脚本を担当したジョン・マスカーとロン・クレメンツが描いたプリンセスストーリーですね。

さて、本作には魅力的なキャラクターがたくさん登場します。

ホタルのレイ、ワニのルイスなど、“目的や夢がある人間以外のキャラクター”が登場し、物語に彩りを与えています。

中でもワニのルイスは、お気楽な性格で場を盛り上げたり、主人公達のピンチを助けたり、と活躍。

ジャズを歌えたり、トランペットを演奏できたり、ともはやワニの領域を外れ、やっていることはほぼ人間ですが、それもそのはず、ルイスは元々「ワニになった人間」という設定になるはずだったのです。

ルイスは人間だった・・・?
本作では「人間と一緒にジャズを演奏したい」という夢を持つワニのキャラクターですが、ストーリー構想の段階では「魔法でワニにされた人間」という設定でした。

「楽器を演奏したいけど、できない・・・」、その悩みを解決するためにドクター・ファシリエに願いを叶えて貰うも、代償としてワニになってしまった・・・

・・・これが元々考えられていた“設定・サブストーリー”でした。

ただ、この設定は複雑すぎることを理由に不採用に。ルイスは本物のワニのキャラクターになったわけです。

ルイスはティアナと同じ人種だった・・・?
ルイスという名前、トランペットが得意、大きな目・・・

これらの要素で解る人は解る可と思いますが、ルイスの名前はジャズミュージシャンとして有名な“ルイ・アームストロング”が由来になっています。

ルイ・アームストロングはティアナと同じ、アフリカ系アメリカ人。

もし、先述した設定が採用されていたら、ルイスもアフリカ系アメリカ人として描かれていたかもしれませんね。

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