【tdr1943】映画「アラジン」冒頭に登場するランプを持った行商人の正体とは・・・
1992年11月25日(日本では1993年8月7日)に公開された、ディズニーの名作「アラジン」
本作は“ある人物”の歌と語りからスタートします。
その人物とは行商人「ペドラー」
ラクダに乗った小柄な行商人で、街に着くなり視聴者に向かって商売を始め出すのですが、どうもそのノリ・・・誰かに似ているような気がしませんか?
手元をよく見ると指が4本しかありませんし、どうにも普通の人間じゃないような感じがしますよね。
実はこの人物、人間に化けているランプの魔人「ジーニー」なんです。
日本語吹き替え版ではジーニーは山寺宏一、パドラーは松尾貴史とそれぞれ別の声優が担当していますが、原語版はジーニー役と同じロビン・ウィリアムズが担当。
その上、指の数、ノリがジーニーと同じ。
こうした共通点から、ファンの間では古くから「ペドラーはジーニーでは?」という噂があがっていました。
そして、この噂を公式が認定。
監督のジョン・マスカーとロン・クレメンツがインタビューで、「パドラーはジーニー」だと認めました。
インタビューによれば、本作のエンディングで種明かしをする予定だったが、編集の都合でカットになったとのこと。
そのシーンがカットされたために、長い間ペドラーは謎の人物となってしまったわけです。
ペドラーはジーニー・・・
この事実を知って見直したら、また違った感想を持てるかもしれませんね。